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【万病の元、活性酸素を知ろうVol3】
常に人体が活性酸素により、やられっぱなしだと、ひとたまりもありません。 人の体には、発生した活性酸素を解毒するための酵素を持ち合わせているのです。
■ カラダに備わる消去機構
体内で活性酸素を無毒化する酵素を抗酸化酵素と呼びます。
カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼ、
スーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)
などが活性酸素を無毒化する為に使われます。
しかし、加齢とともに酵素活性は低下するという調査結果がございます。
つまり、年齢を重ねるごとに体内で
活性酸素の害を防ぐ力が弱くなっていくという訳です。
ここで活躍するのが、同じく活性酸素を消去する物質
ビタミンC・Eやフラボノイド、カテキンといった抗酸化物質です。
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活性酸素が攻撃してくると、 まず第一に水溶性のビタミンCが血液中の その攻撃物質を捕らえ迎撃ミサイル的な 役割を果たします。
しかし、攻撃物質が多すぎると細胞内の ビタミンE(脂溶性)を守るため第二に、細胞 外を取り巻くポリフェノールが砦的な役割を 果たします。
それはビタミンEが攻撃されると、それ自体が 凶暴化し、細胞を傷つけるからです。
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このように細胞はいくつかの前衛部隊によって守られるのです。
ただし、攻撃数が多い(活性酸素が大量発生)場合や
前衛部隊が少ない(抗酸化物質の摂取が少ない)と細胞は傷つけられるのです。
前にお話ししたように現代における生活環境を見渡すと、 あまりにも活性酸素を発生させる因子が多すぎます。
しかしながら、それを解毒するための
野菜に含まれるビタミン類やポリフェノール類は著しい低下が見られます。
酸素毒の中で生活する我々にとって、
活性酸素とうまくつきあっていくこと(過剰発生させない、 上手く解毒する)が重要課題となります。
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