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◆ キレイな水を守りましょう。 ◆
「水は沢山あるから大丈夫。」とつい思いがちですが、実際に生活の上で使用できる水は限られています。 地球上にある水の96%は海水だといいますが、 私達が利用できるのは、河川の水と地下水の一部です。
近年、環境汚染がよく問題視されています。 無論、水質汚染も例外ではなく、河川や地下水の汚染も深刻化しています。 一昔前には、流れる川の水をそのまま飲めるような自然が存在していました。 ところが現在、その川には汚染物質が流れ込んでいます。 家庭からの排水、工場排水、化学肥料、農薬などさまざまな形となり流れ込んでいるのです。 かつて美味しかった日本の水も、原水の汚れがひどいために「まずい」「臭い」と感じるようになっています。
また以前はどこでも見かける事のできた、ホタルやメダカ。水のキレイな場所に生息すると言います。 しかし、最近ではほとんど見ることが出来ません。 「キレイな自然を維持し続けたい」という想いは、誰にでもあることと思います。 しかし、長年にわたり汚し続けた自然は、そう簡単に元の姿へと取り戻すことはできません。
美しい地球を次世代に残す為に、環境保全という重要性に気づき、ひとりひとりがちょっとした事に 気をつける必要があります。 みんなで汚せば、あっと言う間に汚染は進行しますが、 逆に、みんなで気をつければ大きな浄化につながると考えられます。 ひとりの力では微弱でも、何百人、何万人、何億人となれば間違いなく大きな浄化力になると思われます。
それでは、どのような点に気をつければ良いのか?ご紹介いたします。
■ 誰にでもできる、家庭排水の減らし方
水汚染の大きな原因、家庭排水は台所、トイレ、風呂、洗濯、洗面などなど、キリがありません。 そこで・・・身近で簡単なところから気をつけていきましょう。
・食器に残った汚れ(ソースなど)はいらない布などで拭きとってから洗う。
・排水溝にゴミを流さない工夫を。細かいゴミも流さないように三角コーナーの穴も小さい物を選ぶなど。
・残った油はそのまま流さず、市販の油固化剤を使用したり、新聞紙などに吸い込ませるなどして、 ゴミとして出す。 ・シャンプー、リンスや洗剤類など化学物質の少ない物を選ぶ。 (人体にも、環境にも優しくなる)
・洗濯に使う洗剤の量は多すぎないようにする。
・拭き掃除などの際、極力洗剤を使用しない。
ほんの少しの心掛けですが、一人一人が継続することに意味があるのだと思います。
いつしか以前のように、「ホタルやメダカがいっぱいいた頃の自然に、 近づけるような環境を少しでも取り戻せたらいいな。」と思いますよね。
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